青山元不動 白雲自ずから去来す
気候うも夏の準備 梅雨近づき山や、そして 白雲と自然の雄大さを実感できる季節です
澄み切った 山々に自然の安らぐ心理を思い、また宇宙につながる真理をも実感できます。
それは、太古の昔から不変であり、揺らぐことのない信仰対象にも山々は存在します。
白雲が山を隠すと心理が見えなくり心細い(迷い)をあらわしているかのようにも思います。
刻々と変わる雲の形のように、われわれの心も揺れ動きます。これも、すばらしい、真実かもしれません
ところで、われわれ日本人(東アジア)は、崇高さ、理想なもの、など、真理をあらわしているように
”青色”を感じます。
つまり 青山 地球は青かった 青い海。。などなど その色は、理想境につながると連想します。
しかし、欧米の人にとってみればどうでしょうか?
今日は、ブルーだ。ブル-フィルム、ブルーハート なにか、人間くささ(スケベ根性も含む)をさすような色
でしょうか?
このようなことを踏まえると、
たぶん、コーヒーの ブルーマウンテン、青いサンゴ礁など ブルーラグーン などは、日本人にとっては、気持の
いい朝の飲み物、聖なる海 などの感じを持っていると思いますが、欧米人は、同じこと連想するのか疑問に
思うことでしょう。
仏教の語句に悟りの境地を連想させる事柄に 青 という字を用いることは定番でよくみかけることです。
そのことは、示すように禅語に”青”という色はよく見かけることからも解ります。
上記のことを踏まえ、今までの生活に根差した事柄から来る仏教中心問題“苦”を現代社会に根差した事象を示す
いわいる現代の”苦”踏まえて このホームページの法話室も考えていきたいと思います。