仏教クイズ
(第2回仏教クイズ)入門編2
それでは第二回仏教クイズをはじめましょう。
クイズに答えながら、簡単に仏教のことがわかります。
それでは第1問から5問まですすめましょう。最後の5問が解けましたなら、立派な禅の修行僧です。
第1問 | 釈尊が菩提樹の下で悟りに到達した修行方法は何ですか? |
? 坐禅 |
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第2問 | その修行において心、体を整え 断ち切った人間の悩みを何と言いますか? |
? 煩悩 |
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第3問 | この修行法がインドから東方に伝わった次の国はどこですか? |
? 中国 |
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第4問 | その国にわたって禅を伝えたインド出身の僧は誰ですか? |
? 達磨 |
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第5問 | 禅では、仏をどこに見つけ出せ と説いていますか? |
? 自分自身の中に |
さて、解説です。
第五問の回答から説明いたします。仏教の理想像である仏は、はるか遠くの存在だと思っている人がほとんどであると思われます。しかし、禅では仏は自分の中にあると説きます。もっと、自分自身だけではない。この世にあるもので、仏でないものはないというのが、禅の根幹をなす考えであります。
これら5問は禅の流れをあらわしています。仏とは、釈尊のことではなく、釈尊が気づき到達した境地を示しているのであります。
禅の教えとは、呼吸法、心、体を整え、煩悩から解放され真の自由を得ることであります。